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コラム:求むECB総裁、危機に強い革新者写真は欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁。3月5日、イタリアのボローニャで撮影。REUTERS/Michele Lapini
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が2027年10月31日までの8年間の任期を終える前に辞任するかどうかは定かでない。しかし、ユーロ圏の政策金利を決定するトップとしての彼女の後継者争いはすでに始まっている。ラガルド氏の早期退任の可能性が初めて報じられた2月時点で、ユーロ圏経済の見通しは既に厳しかった。その後、米国とイスラエルがイランを空爆し、世界経済のリスクに新たな局面をもたらした。ラガルド氏の後任は強力な経済的な実績を示す経歴と政治的に巧みな手腕の両方が必要とされ、欧州を脅かす多重危機に直面しても革新的な策を打ち出す覚悟でなければならない。そのような稀有な人材を探し出すのが難しければ、ユーロ圏の首脳陣は現在有力視されている2人以外にも幅広い候補者を検討するべきだ。
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